人生の楽しみ方を教えてくれる『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』感想
こんにちは。奇跡の二日連続更新を遂げたいかまっとです。
ブログ書くなら卒論かけやという母親の視線に怯えながらたいぴんぐなう。
今回ご紹介するのは『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』。
朝から一本見るにはちょうどいい映画でした。素敵な一日になりそう。
なんか疲れたなと思ったら、この映画の視聴をお勧めします。
1時間45分で、なんとなく抱えている不安を忘れることができます。
あー、とりあえず楽しく生きりゃいいのかって。
詳しい感想は↓↓↓ 今回は詳しいネタバレなしで行くぜ!!
人生の楽しみ方を教えてくれる
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』
何の変哲もないあらすじ
一流レストランで料理長を務めるカール(主人公・バツイチ子持ち)がTwitterでの炎上をきっかけにクビを切られ、なんやかんやで初心に帰って息子と共にフードトラックで旅する話です。息子との仲も親密になり、別れた嫁さんの心も取り戻して、
フードトラックも大繁盛。笑いあり、涙ありのアメリカンコメディドラマです。
一言でまとめてしまうと味気ないですが、この旅の道中がすごく素敵。
旅の中では「料理で人を少しだけ幸せにできる」というカールのセリフの通り、
料理で同僚、家族、そして大勢の人たちを笑顔にしていきます。
余談ですが”少し”っていう謙虚さがすごく好きです。
料理だけではなく、音楽や芸術にも人を幸せにできる力がある。
それは生きていくのに必須の要素ではないけれど、
確実に人の生活を豊かにする。彩を与えられる。思い出として記憶に残る。
そんなニュアンスを感じて、すごく印象的なセリフ&シーンでした。
料理を極めたともいえるカールですら”少し”だけしか幸せにできないというのは
ちょっと複雑だけど。ようは極めることが大切なのではなく、
人を幸せにしたいならまずは相手を思いやる心が大切なんだってことなんだろうな。
私も「ちょっとだけ人を幸せにできる」力を身に着けたいなと思いました。
そんな不器用だけど憎めない、料理人カールのパパっぷりにもご注目ください。
料理のシーンはもちろん、旅先で訪れた色んな街も鮮やかに描かれていて、
見終わったら絶対旅したくなります。車でアメリカ横断とかしたくなる。
というわけで、英語力皆無の私とアメリカに渡ってくれる人を募集したいところですがあらすじ以外の魅力も語っていきたいと思います。
吹き替え声優について~某名探偵アニメやん~
ブログ主的今作の注目ポイントは吹き替え声優さんです。
主人公の息子、10歳のパーシー役は高山みなみさん。
カールの元恋人で友人、レストランのソムリエでもあるモリ―役を林原めぐみさん。
カールの助手で旅を共にする親友のマーティン役を高木渉さん。
ペロ…これは名探偵コ〇ン!!(笑)
モリーは序盤しか出てこないのですが、パーシーとマーティンはずっと出てきます。
陽気な高木刑事と弱気なコナン君がしゃべってるみたいで、
そこもクスリと来ました。
というわけで、コナン好きな方にはこういった楽しみ方もあると思います。
五感で楽しめばいいのよ
さらなる注目ポイントは「映像美」。
料理は赤青黄色と色とりどりの食材を用いるので、すごくきれい。
そして、めちゃくちゃおいしそう。
見たら高確率でお腹すきます。
旅の風景にも目が離せません。
ハートフルな瞬間から、美しい自然の絶景まで。旅の追体験をできます。
さらに物語を飾りつける音楽も素敵。
陽気な音楽とともに料理見て、きれいな景色見て。
この映画、目・耳だけでなく相乗効果で心も満たしてくれます。
楽しい音楽が鳴ってて、家族が笑ってて、
おいしい料理が食べられたら、そりゃ幸せだ。
考えるんじゃなく、感じろという言葉がありますが、
今作はまさに感じる映画です。
五感のアンテナ貼りまくって思いっきり楽しんでください。(関係者?)
口寂しくなると思うので、ビール&つまみがあると一層楽しめます。
そういえば、『シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』っていうフランス映画があります。『LEON』でおなじみのジャン・レノが出てくるやつ。そっちは視聴済みだったので、今回はタイトル似てるし続編かなと勘違いして視聴を始めました。
結論、ちょっと似てる部分はあったけれども(料理の方向性で揉める、レストランの評価を気にするシーンなど)それぞれ違った面白さがあるので、シェフ!もぜひ。
どちらも視聴後明るい気持ちになれるコメディ映画です。
今日もご拝読ありがとうございました!